コラム

2022/06/30

自治体検診のデータ提出に備えよう!構成案や注意点を解説

自治体健診

2021年からマイナポータルを活用した特定健診情報の提供が開始され、
自治体検診の結果の提供も調整が進められているため、
各健診施設では自治体へのデータ提出について関心が高まっていることでしょう。

2021年12月現在、まだ確定した情報はありませんが、フォーマットの構成の検討が進められています。

そこで今回は、健診施設が提出する予定となっている自治体検診のデータの構成案や注意点を解説していきます。

【目次】

 
           

健診施設から自治体へ検診データの提出が検討されている

2008年の特定健診・特定保健指導の開始以降、健診結果のXMLデータ変換や提出用データファイルの作成など電子化業務が増えましたが、
今後は自治体検診でも同様の業務が発生する可能性が高まっています。

政府は2022年度を目途に、自治体検診においても、自治体中間サーバを介してマイナポータルで受診者に検診結果を提供できるよう環境整備を進めています。

そのため、健診施設は指定されたフォーマットに則り、自治体に検診結果をデータで提出する必要が出てくるでしょう。

健診施設が提出するデータは「自治体検診結果用データフォーマット」

2021年12月時点で、自治体検診情報の提供に関する電子化フォーマットは「自治体検診結果用データフォーマット」と「中間サーバデータ標準レイアウト」の2つで構成される予定です。

このうち、健診施設から自治体へ提出するのが自治体検診結果用フォーマットであり、特定健診結果用フォーマットの形式をベースに自治体検診用に再構成したものが作成されるといわれています。

自治体検診結果用データフォーマットの構成案

自治体検診結果用データフォーマットについて、現在までに検討されている構成について紹介していきます。

ただし、これらの情報は2021年12月調査時点での内容なので、詳細は必ず最新情報をチェックするようにしましょう。

自治体検診情報の交換用基本情報ファイル

自治体検診情報の交換用基本情報ファイルとは、健診機関から自治体へのデータ送信ごとに内容を記録するファイルです。

具体的な記載内容は次のとおりです。

  • 送信元機関コード、名称
  • 送信先自治体コード、名称
  • 作成年月日
  • 同時に送付する検診情報ファイルの総ファイル数

健診機関から自治体へデータ送信する際は、1送信につき1ファイルが原則です。

また、データの形式についてはXMLファイルが指定されています。

自治体検診情報ファイル

自治体検診情報ファイルとは、個々の検診結果に関する内容を記録するファイルです。

具体的な記載内容は次のとおりです。

  • 受診情報
  • 自治体検診実施機関情報
  • 受診者情報
  • 自治体検診結果・問診結果情報

自治体へ送信するデータは、1検診あたり1ファイルとして構成する必要があります。

自治体検診情報の交換用基本情報ファイルの送信ルールとは異なり、1送信あたり複数ファイルを添付して送信することが可能です。

自治体検診情報ファイルもデータ形式はXMLファイルが指定されています。

自治体検診結果・検診情報

自治体検診結果・検診情報とは、自治体検診情報ファイルへ検診結果や問診結果を入力する際に参照するファイルです。

本ファイルは次の内容で構成されています。

  • 項目コード(JLACコード)、項目名
  • データタイプ、単位
  • 備考(入力方法を記載)

なお、自治体検診情報の交換用基本情報ファイルおよび自治体検診情報ファイルとは異なり、このファイルを送信する必要はありません。

 
           

自治体検診結果用データフォーマット作成の注意点

自治体検診結果用データフォーマット作成の注意点として、自治体検診情報の交換用基本情報ファイルと自治体検診情報ファイルは、XML形式でのファイルで用意することが挙げられます。

ただし、まだ詳細は確定しておらず、各自治体でもXML形式のデータファイルの対応可否については今後検討されるといわれています。

また、健診施設で導入されている従来の健診システムについては、特定健診のXMLファイル出力を標準機能として搭載しているメーカーが大半です。

しかし、自治体検診のデータ提出は新たな方針となるため、各メーカーが今後どのように対応していくのか注視していく必要があるでしょう。

まとめ

マイナポータルを活用して個人の健診結果が閲覧できるサービス提供に伴い、自治体検診の結果も同プラットフォーム上で提供できるよう検討が進められています。

現在は運用に向けて環境整備が行われており、健診施設が自治体へと提出するデータのフォーマットが議論されています。

健診施設が自治体へと提供する電子化フォーマットは特定健診結果用フォーマットの形式を基に再構成した「自治体検診結果用データフォーマット」で、自治体への提出用ファイル2つと、検診結果や問診結果の入力時に参照するファイル1つで構成される予定です。

自治体へと提出するファイルはXML形式での記載が指定される可能性が高いといわれていますが、各自治体での対応可否や健診システムの各メーカーの対応状況などを踏まえて状況を見ていく必要があるでしょう。

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